除夜の鐘の意味!107回ついて、残りの1回は元旦につく?
2019/12/10
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大晦日と言えば、『除夜の鐘」ですね。
鐘をつく回数は108回となっています。
毎年、除夜の鐘を聞いてから寝ることにしている方が多いのではないでしょうか?
長い間かけて行われて来た習慣ですが、その意味が分からない、わからないままにしていたということが、しばしばあると思います。
なぜ、除夜の鐘は108回つくかと言う意味を、知らない方もいらっしゃるのでないでしょうか?
簡単に言うと、
十二支に九星を掛け算すると108回。
十干・十二支・九星を天地に配分すると、
十干は天、十二支は地、九星(きゅうせい)は人なので、煩悩(ぼんのう)は地と人にあって天にはありません。
(煩悩とは仏教用語で、人間の心身の苦しみを生みだす精神のはたらきのこと。)
九つの煩悩を細分するとそれぞれに十二種類あります。
すなわち、108つの煩悩になります。
108回鐘をつくことは、煩悩の数が108あるということです。
まとめ
除夜の鐘は大晦日に107回ついて、残りの1回は元旦につくのが正しいと言うこと。
と言うのは、煩悩は忘れさろうとしても、元旦から新しい煩悩が生まれてくるものであるからと言うことから。
人は、生きている上で煩悩を忘れ去ることはできないという意味があるということです。