赤ちゃんを授かる前の食事はとても大事!赤ちゃんのIQを上げる食事とは?
これから赤ちゃんを授かりたい方に、日頃の食事、妊娠中の食事がとても大切だと言うこと。
京都女子大学の辻雅弘先生が、講演会で述べられました。
妊娠中にお母さんが、何を多く食べていたかによって、赤ちゃんのIQに影響があるということです。
これから赤ちゃんを授かりたい方に必見です!
産まれながらにIQが高ければ、すごく嬉しいことですよね!
・肉料理よりも魚料理を食べることで、IQが3.9上がる!
魚をほとんど食べない人から、たくさん食べる人もいますが、上位5%の人は360g食べています。
ほとんど食べない人を0と取って、それを基準にしてみると、魚を食べれば食べるほど子供のIQが上がります。
トップ5パーセントだと、IQが3.9Gが上がるそうです。
確実に肉料理が多いと思う方は、
『週2〜3回はシーーフードを食べましょう!』
そうすると子供のIQが3.3上がると言う、アメリカの報告です。
・母乳で育った子供は、人工ミルクで育った子供よりIQが高い!
母乳で育つかどうかだけで、それだけの差が出てしまいます。
母乳で育ててくれたら自分のIQは8.3も高かった。
偏差値で言うと、5〜6も高かった。
また、旧ソ連のラベル−シっという国で1万7000人の赤ちゃんが参加した研究では、IQが5.9高かったのです。
母乳は、脂質、たんぱく質、炭水化物、ミネラル、ビタミンもあります。
多価不飽和脂肪酸というものがあります。これは子供の脳の発達に良いのではないかと言われています。
介入試験をせねば! 信頼出来るデータとはならないという説明です。
コインをふって、表がでたら強制的に母乳で育ててくださいと振り分ける。
コインの表裏。
そういった強い介入をします。
これで、母乳群と人工群かがわかれます。
母乳栄養に関する大規模無作為割り付け試験のスライドで、ベラルーシの赤ちゃん17000人。6才児にIQテストをおこなったということを説明し、母乳で育った子供は、6才児にIQが5.9高かったとしています。
これで、母乳がよいということが結論づけらたとしています。
これはすごい研究だけど、倫理的にできるのか?と。お話ししながらこの実験の経緯を説明されています。
そして、結論として、母乳をすごく推奨するとのこと。
・低出生体重だと、生まれながらにIQが低い傾向がある!
2017年デンマークでの研究で、生まれた時の体重と青年期、中年期のIQですが、19歳、28歳、50歳でIQを調べました。
3000〜3500gが基準として、2500〜3000gで生まれた場合、少しIQが低くなります。
それは28歳そして50歳になっても追いつかないのです。
少し大きい子は、少し高くその差は2.6になります。ずっと差が縮まらず、平均すると3くらいずっとIQが高くなります。
少し小さく生まれてしまうと、大きく生まれた人よりもずっとIQが低いという状態が続きます。
なぜ、こういうことが起こるのか?動物で調べた結果、
少し栄養が足りないっていうように、少し血液が足りないようにするのです。
そうすると赤ちゃんが小さく生まれてきます。
血液の流れを少し減らして栄養を少し減らすと、低体重で生まれて、多動となりやすい。
そして、社会性が低下して、大脳白質の体積も減ってしまうとのことです。
・まとめ
妊娠中の食事や、赤ちゃんの生まれた時の体重で、IQ知能指数や行動が変わるということ。
赤ちゃんがお腹にいる時のお母さんの食事には、気をつけたいですね。
大きく生まれた子供は心配ないですが、低体重で生まれながらにしてIQが低かったら心配ですね。
妊娠中に食事を控えないよう、栄養をしっかり摂って、元気な赤ちゃんを産みましょう!
大きく生まれて赤ちゃんが順調に育って、生まれながらにIQが高い!
そうすれば将来、受験もスムーズに、それなりの高校、大学に入ることもでき、幸せも掴めるでしょう!