四柱推命 十二運『冠帯』の性格・運勢・有名人
華やかな印象で、積極的でリーダー的な存在の『冠帯』の人。
面倒見が良く、賑やかなところを好みますが、競争心は旺盛です。
そんな、十二運『冠帯』の人の個性をご紹介していきます。
日常の生活のなかで、この十二運の特徴があらゆるところに出てきます。
今まで個性を知らなかった人、それぞれの個性を知っておいてくださいね。
個性がわかることで、
・悩みから解放され、気持ちが楽になります。
・自分の気持ちに余裕がでてきます。
・気持ちに余裕がでてくれば、何事にもやる気がでてきます。
・イライラすることもなくなり、やさしい気持ちが芽生えてきます。
・明るい未来につながります♪
それでは、四柱推命の十二運『冠帯』の人の基本的な意味について。
四柱推命では、人の個性を12種類に分類しています。
十二運には、胎・養・長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶の十二種があります。
人間の一生をたとえて名付けており、運勢の強弱・好不調をあらわします。
この個性は、生まれ日と生まれ月の十二運に強く出てきます。
生まれ日の十二運は家族や親友に接する時の態度が出やすく、
生まれ月の十二運は他人との対応の時に見せる態度として見ることができます。
あなたの生まれ持った個性を知っていますか?
分かっているようで、意外と気が付いていないこともあります。
家族や、友人、職場の人などの、身近な人のことで悩んでいませんか?
日頃忙しい人にとって、悩む時間と労力はもったいないですよね。
この十二運を知っていれば、『相手がどのような個性の持ち主なのか?』を知ることができます。
そうすることで、相手を理解できるようになるので、悩む必要がなくなっていきます。
お子さんの場合は、兄弟によっても全く違う性格だったりします。
『子供の個性をもっと早く知りたかった』ということを、鑑定後に良く聞きます。
自分に余裕がないと、ついつい必要以上に叱ってしまったり、悩みが絶えないですよね。
個性を知っていれば、お子さんの気持ちに寄り添っていくことができ、共感できることで、ストレスから解放されるので、悩んでいたことが嘘のようになくなっていきます。
是非、十二運の特徴を知って、心地良い生活を送りましょう♪
四柱推命の命式から十二運を見ていきます。
日柱 | 月柱 | 年柱 | |
丁未 | 丁丑 | 己未 | 干支 |
甲 | 己 | 己 | 蔵干 |
比肩 | 食神 | 通変星 | |
印綬 | 食神 | 食神 | 通変星 |
冠帯 | 墓 | 冠帯 | 十二運 |
黄色印のところが十二運になります。
十二運がわからない方は生年月日を入力して調べて下さい。
(図表では日柱の十二運は”胎”。月柱の十二運は”建禄”になります)
目次
[1]冠帯とは
成人式を迎えた状態。
衣冠束帯の意味で、成人として一人前になる状態を表します。
自立、自尊の星で、自尊心、名誉、虚栄心、頑固などの意味があり、中年以降の発展を暗示します。
[2]冠帯の人の性格
・プライドと向上心がある
社交性があり、積極的で向上心がある性格の持ち主です。
独立心が旺盛で、中心的存在でありたい人。
世間の事情にも明るく、常識豊かなので、周囲をうまくまとめる能力に優れています。
愛嬌がある人が多く、交友関係も広い人です。
競走心が強く、向上心があるので、伸び盛りのときは有頂天になりやすいので、気を付けましょう。
面子を非常に大切にしているので、プライドを傷つけたり、恥をかきたくない人なのです。
・流行に敏感でおしゃれ
センスがよく、流行に敏感でお洒落な人。
常に人から見られている自分を意識しています。
孤独よりも、賑やかで楽しいことが好きです。
マスコミ分野など、芸能人向きです。
・金銭感覚
お金は使うためにあると考えています。
お金があると、ついつい使ってしまうタイプ。
人におごってしまうことも、、。
計画性を持って貯蓄しましょう。
[3]冠帯の人と付き合う時に気をつけること
・プライドを傷つけない。
・まとめ役や世話役をやってもらう。
・服装やマナーに気をつける。
・恥をかかせてはいけない。
・幹事役やお金の管理は頼まない。
運勢については、各柱から十二運のみの運勢になります。
天干と通変星も合わせて見ることで、詳しく運勢が読み取れます。
[4]冠帯が年柱にある場合の運勢
親の運気の強い時に生まれ、わがままいっぱいに育ちます。
親の擁護のもとで安泰ですが、中年以降に夫婦縁が変わると言う暗示もあります。
[5]冠帯が月柱にある場合の運勢
リーダー的存在の人で、独立心があり、好奇心旺盛です。
発展性あり、社会の中心になって活躍するでしょう。
[6]冠帯が日柱にある場合の運勢
慈愛心に富み、社会の中心になって活躍します。
頑固で自己本位なところがあるので、気を付けましょう。
幼少期よりも、中年以降に運勢が開けます。
[7]冠帯が時柱にある場合の運勢
老いても若々しい活動力を持ちます。
バイタリティーあふれた活動が可能です。
[8]日柱地支が冠帯の人・有名人
十二運 冠帯は、(丙辰=ひのえたつ・丁未= ひのとひつじ・戊辰= つちのえたつ・
己未=つちのとひつじ・壬戌=みずのえいぬ・癸丑=みずのとうし)があります。
・丙辰の人・丙辰の有名人
丙辰=人当たりの柔らかい明るく開放的な人柄、思慮深く、感受性豊か
イモトアヤコ、鈴木亮平、上戸彩、阿川佐和子、上白石萌歌、中尾明慶、横浜流星、美空ひばり
・丁未の人・丁未の有名人
丁未=温順で円満主義、健全な常識性と真面目さを持ち、勝ち気で情緒的な人
石破茂、宇多田ヒカル、桐谷健太、矢沢永吉、堀内健、岡田将生、平井堅、ひょっこりはん、黒柳徹子、松田聖子
・戊辰の人・戊辰の有名人
戊辰=深い情熱を内に秘めながら、落ち着いた動作で、情緒性豊かで社交的な性格
千葉雄大、白石麻衣、松岡昌宏、南果歩、生稲晃子、中森明菜、氷室京介、假屋崎省吾、東尾理子
・己未の人・己未の有名人
己未=自信と信念に燃えて、献身的な努力を重ねていく性格
林修、長友佑都、有田哲平、矢田亜希子、瀧本美織、北島三郎、研ナオコ、濱口優、千葉真一、加藤登紀子
・壬戌の人・壬戌の有名人
壬戌=配慮が行きとどき、明るく伸びやか、屈託のない性格
綾瀬はるか、宮崎美子、仲村トオル、坂本龍一、黒田まい、和久井映見、小池百合子、小泉進次郎
・癸丑の人・癸丑の有名人
癸丑=人当たりの良い人情家であり、直感を重んじ、ひらめきに従って行動する実践家。
宮崎駿、石原良純、中田敦彦、西島秀俊、ラサール石井、斎藤司、丸山桂里奈、水川あさみ、伊原剛志
胎(たい) 母胎に生命がやどる
養(よう) 誕生。両親に養われる
長生(ちょうせい) 順調に成長する
沐浴(もくよく) 人生の転換期
冠帯(かんたい) 成人式をむかえる
建禄(けんろく) 実力発揮、独立独歩
帝旺(ていおう) 成功の絶頂期にいる
衰 (すい) やや身体がおとろえる
病 (びょう) 病を得て病床にある
死 (し) 逝去
墓 (ぼ) お墓に入る
絶 (ぜつ) 魂になり絶無となる